トップページ>神経膠腫は手足に痺れから

神経膠腫というのは、神経膠細胞に発生した腫瘍のことです。

腫瘍が発生した箇所によって腫瘍の名前も変わります。
主には稀突起膠細胞、上衣細胞、星状膠細胞になります。
脳と脊髄には神経細胞と神経線維が存在し、
その間を埋めている細胞のことを「神経膠細胞」と言います。
神経膠腫の種類と症状ですが、

・稀突起神経膠腫とは
  稀突起膠細胞から発生した癌で、痙攣発作などの症状が出ることがあり、
  主な治療法は薬物療法になります。
・上衣腫とは
  大脳の奥に脳室という部分があります。
  この脳室の壁を作っているのが上衣細胞と呼ばれる細胞なのですが、
  この上衣細胞から発生した癌のことを言います。
  脳の奥側に発生しますので、治療は困難と言えるかも知れません。
・星細胞腫とは
  星状膠細胞から発生した癌です。
  症状は半年から数年かかる場合もあります。
  頭痛が続く場合は星細胞腫の可能性もありますので、検査が必要です。

手や足に痺れや頭痛などの症状が継続して続く場合には、
早急に検査をしてください。
治療は薬物療法、放射線治療、外科手術による摘出となります。
脳の付近で発症する癌ですので、後遺症なども考えると
非常に怖い癌に属すると思います。

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